ワーキングホリデーがすべて楽しいとは限らないよねって話

ワーキングホリデー3か国目のオーストリア・ワーホリを6か月に予定を短縮させて終わらせました。
ワーホリはすべて楽しいという考えを見事に覆された。
ワーホリ経験者で楽しくなくて早めに帰国したという話を聞くことがあり、その感覚が分かった。人それぞれ国との相性ってあるんだな~。
過去のNZ・カナダのワーホリでは住み続けたいと思うほど好きになったけれど、オーストリアのときはいつ切り上げるか、ということをよく考えていた。
自分なりにその理由を検証してみようと思う。
・ドイツ語という言葉の壁
ジャパレスなら問題ないけどオーストリア環境の仕事探すなら、最低限のドイツ語話せないなら採用されにくい。
ドイツ語勉強しようと思ったけれど、覚える単語の量や文法の複雑さですぐにできるわけじゃなく英語で通じるからいっかという甘えから断念。
まずはドイツ語に興味を持たなきゃダメだったな。歩み寄ることが大切だよな。
・仕事探しの難しさ
ドイツ語が話せないのでどんな仕事も声がかからない。ディッシュウォッシャー、ハウスキーピング、キッチンヘルプほぼ全滅。おそらく50通以上はメールで求人に送ったり、20店くらいはレジュメ配ったりした。
ジャパレスは募集しているなら受かりやすく音楽の仕事や勉強目的で住んでいる日本人の方や日本語を話せるオーストリア人がジャパレスで働いていた。
・仕事内容(キッチン)
日本よりもストレスだった。日本で仕事したほうがましじゃねってレベル。
最初の店舗は忙しいし仕事内容も多かったけどキッチンリーダーがラテンの男の人で決まりごとはあるけど気楽にできた。
昇進してメキシカン女性がキッチンヘッドの店舗に行った先は決まりごとがめちゃくちゃ多く、することも多くてすぐにストレスに感じた。
夕方シフトは一人で翌日の支度をこなしながら料理も作るっていうハード内容。一人体制じゃ無理だろ。
フロントには無駄に多いスタッフ。キッチンに一人よこしてくれってゆう。そんな体制にいらいら。
他の店舗のヘルプをしたときは暇でゆるくて店舗によって差がありすぎてびっくり。
・同一文化
カナダやNZは異文化が交じり合って成り立っていたけれど、オーストリアは移民とかアジア人もいるし異国の飲食店もあるけどそこまで異文化が浸透しているようではない。日本みたいな感覚に近いかな。オーストリアに住んでいるけど、それぞれの国を区別してるというか。オーストリア人はオーストリア人、イタリア人はイタリア人、チェコ人はチェコ人、日本人は日本人。。みたいな。表現しづらい~。
因みに、就職においての優先順位はオーストリア人→ヨーロッパ圏→その他らしい(笑)
まずは自国から採用しましょうってのはどこも同じか?
・ウィーン
道が狭い。車の運転が荒すぎる。歩行者優先を当たり前のように無視。むしろ歩行者が譲らなかったらクラクション鳴らしてくる。スピード出しすぎ。マウンテンバイクのような自転車も歩行者と同じ道にあり、ビュンビュン飛ばすから危ない。歩行者VS自転車の言い争いを数回目撃。観光客が多い。
ドイツ語が話せたらグラーツとかザルツブルクとかに住みたかったな。
田舎でのんびりしたかった~。
オーストリア人は好き。
ウィーンの人は少し気取る感じもあるけど、気さくで話すと面白い。
自己防衛で些細な嘘はつくけど自分に被害がないなら許せる。←
オーストリアのワーホリはきっと仕事場での大差がありすぎる内容に不満だったのが原因かもと今思う。
どこかで相性のいい仕事と出合えてたらまだ続けてたかもね。
あとは、語学や音楽、芸術などの目標を持った人にとっては充実した日々を過ごせるのかと思った。
私の場合、目的が貯金しながらオーストリアを楽しむことだけだったからな。
仕事のストレスを発散させるべく、オーストリア後はカナダで3週間ほどゆーっくりのんびり過ごし心を潤しました(笑)
どこかの国のワーホリがうまくいかなかったからといってワーホリ提携国すべてが合わないというわけではなく、後悔は全然していない。
むしろヨーロッパ圏のワーホリができて良かったと思う。
英語圏のカナダ・NZ・イギリス・オーストラリアであっても国によって人柄や文化が違うようにどこかの国では自分にしっくりくるのがあると思えた。
次のワーホリはオーストラリア!懲りずにまずは行ってみるのみ。
はたまたどんなことが起きるのやら楽しみだな♪
これからワーホリを考えている方、ワーホリ活用しまくっている方、またチャレンジしてみようか迷っている方、悔いのない満足いくワーホリになりますように☆